
空欄と0円は何が違う?
表示された利益が、あとから変わるのはなぜ?

トラリピの成立カレンダーは、日別・月別の確定損益や成立回数を確認する画面です。スワップの付与日数・金額を調べる「スワップカレンダー」とは用途が異なります。この記事では、成立カレンダーの開き方と、表示を読み違えやすい点を整理します。
・ アプリ・PCで成立カレンダーを開く方法
・ 0円・空欄・損益の変化を確認する順番
・ 古い履歴や、保有中の含み損を合わせて確認する方法
公式操作ガイドの確認日:2026年11月7日。画面や表示条件は変更されることがあります。
成立カレンダーとスワップカレンダーは、見る目的が違う

| 知りたいこと | 確認先 |
|---|---|
| 自分の取引で、いつ・いくら損益が確定したか | 取引画面の成立カレンダー |
| 通貨・売買方向別のスワップ額や付与日数 | 公式のスワップカレンダー |
| 個々の成立価格や損益の内訳 | 成立履歴・成立履歴詳細 |
保有費用を調べたい人は公式スワップカレンダーへ進み、表示数量の単位・売買方向・付与日数を確かめてください。成立カレンダーに当日の利益が表示されていても、別に持っている建玉の含み損が消えるわけではありません。
アプリ・PCで成立カレンダーを開く方法

アプリの公式操作ガイドは、ホーム・成立履歴・メニューからの表示方法を案内しています。取引画面にログインし、成立カレンダーを開いて確認したい月を選びます。
成立履歴を経由するなら、アプリではメニュー→「取引・履歴」内の「成立履歴」→成立カレンダーの順に確認できます。個別の損益を見たいときは、同じ成立履歴から該当する取引の詳細へ進めます。操作は公式の成立履歴ガイドで確認できます。
PCもホーム・成立履歴・メニューから開けます。PCの公式操作ガイドと、自分が使う画面を合わせて見ましょう。日付を選べば、その日の内訳を確認できます。
同じ月を見ているか、特定の通貨ペアだけを選んでいないか確認しましょう。PCでは通貨ペアの絞込が表示対象の3か月すべてにかかる一方、アプリは表示中の月が対象です。月を変えたときも選択状態を見直すと、条件の違う合計を比較するのを防げます。
日付の空欄・0円・マイル集計中をどう読む?

公式ガイドでは、空欄と0円を次のように区別しています。0円があるだけで、注文が止まっているとは判断できません。
| 表示 | 意味と次の確認 |
|---|---|
| 日付内が空欄 | 新規・決済とも未成立。稼働中の注文の有無まで断定せず、注文状況も確認する |
| 0円 | 新規だけ成立し決済が未成立、または決済があっても売買損益の合計が0円の場合がある。成立回数・履歴を見る |
| マイルが集計中 | マイルは発生から表示まで数日かかる場合がある。損益の反映とは分けて確認する |
アプリのホーム上部にある5営業日分の小さな表示では、未成立が「ー円」と表記されます。成立の有無、決済の有無、確定損益の金額は別々に確認しましょう。マイルを損益の円表示へそのまま足すこともしません。
損益が合わないときは、時点・振替・日付を確認する

決済直後と翌朝では、スワップの反映が違うことがある
成立カレンダーの確定損益は、決済した売買損益とスワップ/調整額損益の合計です。決済日分のスワップ等は翌朝に反映されるため、決済時点と翌朝以降で表示が変わる場合があります。
たとえば売買損益が+1,200円、最終的な支払スワップが−90円なら、合計は1,200円−90円=+1,110円です。逆に売買損益−400円、受取スワップ+50円なら−350円です。どちらも表示の内訳を理解するための仮例で、現在のスワップ額や運用実績ではありません。
PCの成立履歴の公式ガイドでは、売買損益・スワップ/調整額・確定損益を分けて確認できます。アプリも成立履歴詳細で内訳を確かめられます。照合するなら、同じ取引・同じ確認時点の値を使いましょう。
スワップ振替分を含む合計とは、そのまま一致しない
成立カレンダーにはスワップ/調整額の振替分が含まれません。口座の別画面や自分の集計と違うときは、振替を含めた値と比較していないか確かめます。カレンダーだけに合わせるために、取引履歴の数字を書き換えないでください。
スワップ振替の仕組みや出金との違いを確認したい人は、次の記事へ進めます。
トラリピのスワップ振替とは?やり方・出金との違いと税金の注意点
日付の区切りは、日本の午前0時ではない
成立カレンダーの日付はNYクローズ基準です。日本時間の0時で区切った家計簿やメモと同じ日付になるとは限りません。「今日の決済がない」と感じたら、成立日時とカレンダーの前後の日付も確認しましょう。
①同じ口座・月・通貨の選択か→②翌朝の反映前後か→③スワップ振替を含めた集計か→④日付の区切りが同じか、の順に確認します。それでも不明なら、成立履歴と報告書をそろえて公式サポートへ相談しましょう。
先々月より前は、成立履歴・CSV・報告書で確認する

成立カレンダーで選べる月は今月・先月・先々月です。それ以前の記録がカレンダーに出ていなくても、取引自体が消えたという意味ではありません。
PCの成立履歴では、期間や通貨ペアなどを絞り込み、表示している履歴をCSV出力できます。絞込中は、その条件の履歴だけが出力されるため、長期間を集計するときは対象期間・通貨・新規/決済の選択を確認します。
報告書は、公式の報告書案内から用途に合うものを選べます。取引や期間末の状況を確認する取引報告書と、個人口座の確定申告用の期間損益報告書を使い分けましょう。税金の確認を、カレンダーの画面だけで済ませないことが大切です。
確定損益がプラスでも、含み損と資金の状態を合わせて見る

成立カレンダーで分かるのは、主に実現した結果です。運用の見直しでは、未決済建玉の評価損益、数量、保有費用、口座の余力も同じ時点で確認します。
単純例として、期間の初めに建玉がなく、期間中の確定損益が+5,000円、期末の未決済建玉の評価損益が−8,000円なら、合わせた損益は−3,000円です。この例は途中の入出金・振替・その他費用がなく、期首の含み損もない仮定です。実際に前の期間の建玉を持っている場合は、期首からの評価損益の変化も含めてそろえます。
日別の利益を増やそうとして、すぐに注文数量を増やすのではなく、保有中の損失と資金の余裕まで確認しましょう。確定損益と含み損の読み分けは、当サイトの運用実績記事でも説明しています。
トラリピ運用実績を公開|30万円で始めた2020年8か月の損益と注意点
保有中のスワップ負担と決済益の関係を試算したい人はこちらです。
トラリピの手数料・スプレッドは高い?マイナススワップの計算と対策
成立カレンダーのよくある質問

まとめ|表示条件と損益の内訳をそろえて確認しよう

・ 同じ月・通貨の条件で、成立カレンダーを開く
・ 0円や金額の差は、成立履歴・翌朝の反映・振替で確認する
・ 確定損益に加え、含み損と資金の余裕を確認する

トラリピ研究所 
