この記事を読むと
・トラリピに必要な資金が分かる
・トラリピを運用する際の考え方が分かる
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トラリピ運用試算表で必要資金を見る
結論からいうと、トラリピの「運用試算表」で、ロスカット金額やトラップ数から「必要資金」を見える化出来ます。
運用試算表を使うためには「マネースクエアの口座が必要」
細かくトラリピをやっている人からすると、パソコンのみ限定の「シミュレーション」で細かく計算出来ますが、手間なので「運用試算表」を利用しましょう!
運用試算表を開こう
マネースクエアの「トラリピ運用試算表 」を開いて一緒に進めていきましょう。
ログインしたら「トラリピ運用試算表」をクリック
トラップ数とロスカット金額を確認しよう
トラップ数とロスカット金額を確認するために、シミュレーションします。
「対円通貨」を選択します。(今回はドル円で説明します)
対円通貨は「クロス円」対米ドル通貨は「ドルストレート」といわれます。
以下の通りにプランを設定して「計算スタート」をクリックして下さい。
こちらが「シミュレーション結果」です。
シミュレーション後に確認して欲しいのは、以下の2点です。
・トラップ値幅
・「ロスカット」… 該当の金額に到達した場合、全てのポジションが強制決済されます。
・「トラップ値幅」… 新規に注文を行う間隔です。
今回のプランでは、運用資金「100万円」で、ドル円のレートが「98.957円」になった場合にロスカットされます。
トラップ値幅についての補足です。
相場が上下しても、ポジションを持っている注文の場合、再注文はされません。
イメージは以下の通り。
必要資金のシミュレーション方法
必要資金の算出方法は「ロスカット金額を調整」すると、最終的にいくらで運用したら良いのかプランが立てられます。
ロスカット金額の目安
ロスカット金額の目安は、以下です。
こう思う方もいるかもしれないですが、過去チャートを見ると「5年に1度は大きな暴落が起きている」からです。
例えばドル円の場合、2016年と2020年に大きく下落しているので、ロスカット金額の目安は「98円位」にするべきです。
暴落が起きてもロスカットにならない設定が必要だよ!
必ずしも安値にしなくて大丈夫です
5年以上前の安値/高値をロスカット金額の目安にする事を伝えましたが、トラリピ経験のある人は、自分で金額を決めてもらって大丈夫です。
コロナショックの時も、2通りの意見がありました。
・まだこの下落は第一波で、、これから第二波がくる!!
こういった様に、相場に対する考えに正解は無いからです。
私の経験談からロスカット金額の目安をお伝えしましたが、最終的には自分のリスクと比較しながらロスカット金額を決めましょう。
ロスカット金額の調整方法
ロスカット金額の調整方法は以下の通り。オススメ順に記載しています。
・レンジ内に仕掛ける本数を減らす
・レンジ幅を狭くする
ロスカット金額調整方法①:通貨数を減らす
トラリピの通貨数は「0.1万通貨(最低通貨)」でプランを練りましょう。
理由として、トラリピはレンジ相場の繰り返しで利益を狙います。
通貨数を増やして1回のトレードで大きな利益を狙うなら、トラップの本数を増やしてリピート回数を多くした方が効率的です。
・通貨数を下げてトラップ本数を増やした場合
・通貨数を上げた場合
ロスカット金額調整方法②:レンジ内に仕掛ける本数を減らす
レンジ内に仕掛ける本数を減らしてロスカット金額を調整しましょう。
具体的には以下の通り。
・運用中に、本数が足りないと感じたら増やす。
ロスカット金額調整方法③:レンジ幅を狭くする
トラップを仕掛けるレンジ幅を狭くしてロスカット金額を調整します。
例えば、2021年3月時点で以下の赤枠部分(狭いレンジ)のみトラップを仕掛ける。
トラリピに慣れないうちは、以下の2点でロスカット金額を調整しましょう。
・レンジ内に仕掛ける本数を減らす
記事のまとめ
・トラリピの必要資金は「ロスカット金額」を決めてから分かる
・ロスカット金額の調整方法
今回は以上になります。