
手入力するなら、どの金額を記録する?
追加入金を利益と混同しない方法は?

マネーフォワード MEでトラリピの資産を管理したい人向けに、自動連携の現状と手入力の方法をまとめます。残高の記録と運用成績の計算を分け、入出金を含む具体例で確認します。
・ 自動連携が止まっている理由と確認先
・ 手入力する残高・確認日時・二重計上の確認
・ 追加入金や出金を利益と混同しない計算
取引条件の確認日:2026年11月4日。数値例は説明用の仮定で、現在の相場・推奨設定・将来の利益を示すものではありません。
トラリピの資産管理アプリ連携は停止中
2026年11月4日の確認時点で、マネースクエアは資産管理アプリとの連携を停止していると案内しています。公式FAQによると、2026年8月のパスキー認証導入以降の対応です。
アプリの再読み込みや口座の再登録を繰り返す前に、この案内を確認してください。現状の停止を、手元のパスワード入力ミスだけが原因と決めつけることはできません。再開時期は同FAQで確認できないため、日付を予測して待つより、必要なら手動の記録を併用します。
マネースクエアの取引画面に入れることと、外部アプリが残高を自動取得できることは別です。取引画面にも入れない場合は、連携の再設定ではなく、マネースクエア側のログイン案内を確認しましょう。
手入力するなら、何を記録するか先に決める
まず「家計全体の資産を把握する」ための数字と「運用成績を調べる」ための記録を分けます。次の表は、管理の目的に合わせた記録例です。
| 目的 | 記録する項目 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 家計の資産を把握する | 同じ時点の口座時価残高と確認日時 | 含み損を無視した入金累計を、現在の資産額にしない |
| 運用の増減を調べる | 期首・期末の口座時価残高、期間中の入金・出金 | 追加入金を利益に含めない |
| 取引の余力を見る | 公式画面の証拠金維持率・必要証拠金等 | 家計簿の手入力残高で発注・ロスカットを判断しない |
マネースクエアの口座状況の用語解説では、有効証拠金は預託証拠金と評価損益の合計で、口座の時価残高を表すと説明されています。ここでは、その表示額を同じ時点で転記する方法を管理例にします。未実現のスワップ等は別項目のまま控え、表示額へ独自に足し引きして口座残高と混ぜないようにします。
FXとCFDの両方を使っている場合も、各口座の数字・確認時点を分けて記録します。手入力後に相場が動けば実際の価値も変わるため、家計簿には「いつの数字か」が分かる名前やメモを残しましょう。
マネーフォワード MEの手入力口座を使う方法
マネーフォワード MEは、自動取得できない口座を手動で管理する方法を案内しています。未対応の金融機関の登録方法に沿って、Web版から金融機関のジャンルを選び、未対応口座を作成し、資産を登録します。これは自動連携を復旧する操作ではありません。
- 古い取得分を確認する:マネースクエアの口座がすでに登録されていないか、金額と最終取得日を見ます。
- 手入力口座を区別する:たとえば「トラリピFX・手入力」とし、自動取得されない口座だと分かるようにします。
- 同じ時点の表示額を登録する:公式取引画面で確認した値と確認日時を控え、金額の一致を確認します。
- 総資産の重複を確認する:古い自動取得口座と手入力口座の両方を、同じ資産として合算していないか見直します。
口座の削除は過去記録にも関わるため、重複を直すために急いで削除せず、計算対象や既存履歴を確認してください。どの画面で調整するか分からない場合は、公式サポートの案内に沿って進めます。
また、残高の更新方法は登録した資産カテゴリで変わります。未対応の証券口座の管理方法では、預金・現金・暗号資産カテゴリの残高を直接変えると、過去のグラフにも影響すると案内されています。他のカテゴリでは「現在の価値」を更新する方式です。登録カテゴリを確かめず、一律に金額を上書きしないようにしましょう。
入出金を除けば、残高の増加と運用の増加を分けられる
残高が増えた金額すべてが利益とは限りません。同じ定義の期首・期末残高を用意し、入出金を分けると、期間中の運用による増減を把握しやすくなります。
運用による増減額=期末の口座時価残高-期首の口座時価残高-期間中の入金+期間中の出金
| 項目 | 仮定の金額 |
|---|---|
| 期首の口座時価残高 | 1,000,000円 |
| 期間中の入金 | 200,000円 |
| 期間中の出金 | 50,000円 |
| 期末の口座時価残高 | 1,180,000円 |
| 入出金を除いた増減 | 1,180,000-1,000,000-200,000+50,000=30,000円 |
この例では、残高の増加18万円のうち、運用による増減は3万円です。仮定の計算例であり、管理人の実績ではありません。同じ残高定義に含まれる評価損益等の変化も含むため、確定利益や税務上の所得とは一致するとは限りません。未実現スワップ等の別管理項目や、税金も混ぜずに記録します。
銀行80万円・FX20万円の状態から、銀行からFXへ10万円移しただけなら、銀行70万円・FX30万円で合計100万円のままです。手入力のFX側だけ増やし、銀行側を減らしていないと総資産が過大になります。銀行側の取得日時と手入力側の更新日時もそろえて確認しましょう。
月末の記録は4項目から始める
まず「確認日時・口座時価残高・その月の入金・その月の出金」をそろえます。公式の取引報告書には口座状況や入出金明細があり、報告書の見方で対象時点を確認できます。別の日のリアルタイム画面と月末報告書を、同じ時点の数字として比較しないことが大切です。
家計簿の手入力は全体把握の補助です。発注可能額や維持率は公式取引画面で確認し、記録した資産額だけを根拠に注文を増やさないようにしましょう。
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毎月の追加入金や利益の再投資を進める人は、資産の見える化と注文を増やす判断も分けて確認しましょう。

よくある質問
まとめ|今日からやること
公式FAQと最終取得日を確認する
同じ時点の残高と入出金を分けて記録する
古い取得分と手入力分の二重計上を確認する

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