

貸暗号資産は、保有する暗号資産を当面使わない人が検討できる方法です。年率5%の円建て利益が保証される商品ではありません。仕組み、申込手順、返還までに確認すべき点を順に整理します。
・ 貸暗号資産の仕組みと利用料の見方
・ 登録・振替・貸出申請の手順
・ 途中解約、価格変動、返還の注意点
Coincheckの貸暗号資産とは?

保有する暗号資産をCoincheckへ一定期間貸し、返却時に同じ暗号資産で利用料を受け取るサービスです。Coincheckとの無担保の消費貸借契約であり、銀行預金とは異なります。個人へ直接貸す手続きではありませんが、Coincheckが返還できなくなるリスクはあります。
貸出と返却の流れ

取引口座にある暗号資産を貸暗号資産口座へ振り替え、通貨・期間・数量を選んで申請します。申請後にCoincheckが承認した時点で貸出開始です。借入枠などによって承認されない、または開始まで待つ場合があります。利用料は返却時に一括で付与されます。
「申請中」は貸出開始ではありません。貸出注文の一覧で状態を確認しましょう。
年率5%と期間の見方

公式案内の「最大年率5%」は、全ての通貨・期間で5%になるという意味ではありません。受付中の通貨、貸出期間、料率は申請画面で選べるものに限られます。古い期間別の図と現在の募集条件が違う場合は、申請画面に表示される通貨・期間・年率を基準にしてください。
たとえば1BTCを年率3%で90日間貸した場合、単純計算の利用料は1×0.03×90÷365=約0.007397BTCです。実際の付与量は端数処理などで異なり、BTCの円価格が下がれば、通貨の数量が増えても円換算の評価額が減ることがあります。
申し込む前の注意点
貸出中は原則として満期まで解約できず、その通貨を売却・送金できません。価格が大きく動いても売却しにくいため、すぐ使う予定のある資金には向きません。貸し出した暗号資産は交換業者の分別管理の対象外で、預金保険も適用されません。Coincheckの破綻時に返還されない可能性があります。
満期後の「自動貸出」は、返却後に新たな貸出申請を行う設定です。継続貸出が必ず承認される意味ではありません。自動申請を望まない場合は申請画面のチェックを確認します。
Coincheck貸暗号資産の始め方

始めるにはCoincheck口座と貸暗号資産サービスの利用登録が必要です。すでに保有する通貨があれば、先に登録と振替の流れを確認できます。新たに購入する場合は、購入時の価格や費用も含めて判断しましょう。
Coincheckの貸暗号資産サービスから登録・利用条件を確認できます。
サービス登録の流れ
振替と貸出申請の流れ
アプリでは「ウォレット」→「貸暗号資産アカウント」→「貸出可能」から通貨を選び、数量・期間・自動貸出設定を確認して申請します。操作項目はCoincheckの貸出申請案内にもまとまっています。
よくある質問

まとめ|貸出期間と返還リスクを確認して判断する

貸暗号資産は、保有通貨をCoincheckへ貸すことで利用料を同じ通貨で受け取る仕組みです。円建ての利益保証ではなく、期間中の売却制限と返還リスクを引き受ける取引です。まずは手元の資金計画と、貸出せずに保有する場合を比較しましょう。
受付中の通貨・期間・年率を選ぶ
満期まで売却しない通貨と数量を決める
自動再申請のチェックを確認する

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