IPO初心者
そう思ってこの記事にたどり着いたあなたへ。
結論から言うと、NISAの成長投資枠を使えばIPOに申し込めて、当選して利益が出た場合も非課税になります。
たけたけ
この記事ではNISA口座でのIPO申込方法から対応証券会社・注意点・損を避けるための銘柄選びの基準まで、IPO投資歴7年・当選43回の経験をもとに解説します。
- NISAでIPOに申し込める条件と対応している口座の種類
- NISA×IPOに対応している証券会社と特徴
- NISA口座でのIPO申込手順
- 利益が非課税になる具体的なメリットとシミュレーション
- NISAでIPOが損になるケースと回避方法
IPOの始め方はココにまとめてます
IPOの始め方完全ガイド|口座開設から初当選まで全手順をステップ解説
IPOはNISAで申し込めるのか

結論:成長投資枠なら申し込める
NISAには「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2種類があります。IPOに申し込めるのは成長投資枠のみです。
| NISA口座の種類 | IPO申込 | 年間投資上限 |
|---|---|---|
| 成長投資枠 | ✅ 申込可能 | 240万円 |
| つみたて投資枠 | ❌ 申込不可 | 120万円 |
成長投資枠はNISAの中でも個別株・ETF・IPOなど幅広い商品に投資できる枠です。年間240万円・生涯上限1,200万円まで非課税で運用できます。
つみたて投資枠ではIPOに申し込めない理由
つみたて投資枠は金融庁が認めた長期・積立・分散投資に適した投資信託のみが対象です。IPO株式は個別株であるため対象外となっています。
IPOに申し込みたい場合は必ず成長投資枠を使用するようにしましょう。
NISA口座でIPOに申し込むメリット
- 利益が全額非課税 → 通常約20%かかる税金がゼロになります
- 配当金も非課税 → 当選後に株を保有して配当を受け取る場合も非課税対象です
- 手続きがシンプル → 申込時にNISA口座を選択するだけで適用されます
NISAのIPO申込に対応している証券会社一覧

NISA口座でIPOに申し込める証券会社は限られています。主要な証券会社の対応状況を確認しておきましょう。
SBI証券のNISA×IPO対応状況
- 成長投資枠でのIPO申込:✅ 対応
- 申込時にNISA口座・特定口座を選択可能
- IPO取扱件数No.1・チャレンジポイント制度あり
- NISA口座でも通常のIPO抽選に参加できる
マネックス証券のNISA×IPO対応状況
- 成長投資枠でのIPO申込:✅ 対応
- 完全抽選制のため資金量に関係なく平等に当選チャンスあり
- 申込時にNISA口座を選択するだけで非課税適用
- BB申込時に資金拘束なし・当選後の購入時に引落し
楽天証券のNISA×IPO対応状況
- 成長投資枠でのIPO申込:✅ 対応
- 完全抽選制・楽天ポイントとの連携あり
- 申込画面でNISA口座を指定して申し込む形式
各社の比較まとめ
| 証券会社 | NISA×IPO対応 | 抽選方式 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| SBI証券 | ✅ 対応 | 70%抽選+30%裁量 | ★★★★★ |
| マネックス証券 | ✅ 対応 | 完全抽選100% | ★★★★★ |
| 楽天証券 | ✅ 対応 | 完全抽選100% | ★★★★☆ |
| auカブコム証券 | ✅ 対応 | 完全抽選100% | ★★★★☆ |
| 野村証券 | ✅ 対応 | 裁量配分 | ★★★☆☆ |
NISA×IPOの対応状況は各証券会社のサービス変更により変わる場合があります。申込前に必ず各社の公式サイトで最新情報を確認してください。
IPOオススメ証券会社比較|初心者でもわかる証券会社の特徴と選び方
NISA(成長投資枠)でのIPO申込手順(SBI証券を例に)

NISA口座と特定口座どちらで申し込むか選択する
SBI証券でNISA口座を使ってIPOに申し込む場合、BB申込画面で「NISA口座(成長投資枠)」を選択するステップがあります。
申込時の注意点
BB申込時に選択した口座種別は後から変更できません。必ず申込画面でNISA口座を選択しているか確認してから申込を完了させましょう。
成長投資枠の残枠が申込金額を下回っている場合、NISA口座での購入ができません。年間240万円の枠を使い切っていないか事前に確認しておきましょう。
NISAでIPO利益を非課税にする方法

利益が非課税になる威力をシミュレーション
通常の特定口座でIPO株を売却した場合、利益に対して約20.315%の税金がかかります。NISA口座ならこの税金がゼロになります。
| 公開価格 | 初値 | 利益 | 特定口座(税後) | NISA口座(税後) |
|---|---|---|---|---|
| 1,000円 | 1,500円 | 5万円 | 約3.98万円 | 5万円(全額) |
| 1,500円 | 2,500円 | 10万円 | 約7.97万円 | 10万円(全額) |
| 2,000円 | 4,000円 | 20万円 | 約15.94万円 | 20万円(全額) |
たけたけ
成長投資枠の年間上限240万円との兼ね合い
成長投資枠の年間投資上限は240万円です。IPO申込の公開価格×株数が購入金額としてこの枠から差し引かれます。
- 公開価格1,000円×100株=10万円の枠を使用
- 年間240万円の枠なら最大24銘柄(各10万円の場合)申込可能
- 落選した場合は枠を消費しません・当選した場合のみ枠が減ります
IPO利益を再投資に回す戦略
NISA口座で得たIPO利益をそのままNISAの積立投資に回すことで、非課税の複利効果を最大化できます。
- IPO利益をつみたて投資枠のインデックス投資に充てる
- 次のIPO申込の元本として活用する
- 成長投資枠内で高配当株を購入して配当も非課税で受け取る
NISAでIPOが損になるケースと回避方法

公開価格割れ時に損益通算できない
NISA口座の最大のデメリットが損益通算できない点です。
特定口座であれば、IPOで損失が出た場合に他の口座の利益と相殺(損益通算)して税負担を減らせます。しかしNISA口座内の損失は他の利益と損益通算できません。
特定口座:IPOで5万円の損失 + 他の株で10万円の利益
→ 損益通算後の課税対象は5万円(税負担が減る)
NISA口座:IPOで5万円の損失 + 他の株で10万円の利益
→ NISA内の損失は通算不可・他の10万円に課税される
見送り判断が通常より重要になる理由
特定口座なら損失が出ても損益通算でカバーできますが、NISA口座では損失がそのまま確定します。そのためNISA口座でのIPO申込は銘柄選びがより慎重である必要があります。
- 吸収金額が100億円を超える超大型銘柄
- VC保有比率が高くロックアップ解除後の売り圧力が強い銘柄
- 仮条件が下限付近に決まった銘柄
- 市場全体が大きく下落しているタイミングでの上場銘柄
NISA枠を無駄にしないための銘柄選びの基準
以下の条件を満たす銘柄はNISA口座での申込に向いています。
- 吸収金額が50億円以下の小〜中型銘柄
- 業績が直近2〜3期連続で増収増益
- 仮条件が上限価格に決まった需要の強い銘柄
- 主幹事がSBI証券・野村証券など実績のある大手
公開価格割れのリスクが少しでも高いと感じたら特定口座で申し込むのが無難です。NISA口座は「確実に利益が出そうな銘柄」に絞って使うのが賢い活用法です。
よくある質問(Q&A)

まとめ

- NISAの成長投資枠を使えばIPOに申し込める
- 当選して利益が出た場合、約20%の税金がゼロになる
- SBI証券・マネックス証券・楽天証券がNISA×IPOに対応
- 申込時にNISA口座を選択するだけで非課税が適用される
- 公開価格割れ時は損益通算できないため銘柄選びが重要
- リスクの高い銘柄は特定口座・安全な銘柄はNISA口座で使い分ける
申込前:成長投資枠の残枠を確認・銘柄のリスクを評価
申込時:BB画面でNISA口座(成長投資枠)を選択・上限価格で申込
当選後:期限内に購入手続き・NISA口座での保有を確認
売却後:利益をつみたて投資や次のIPO申込の原資に活用
たけたけ
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IPO投資歴10年以上・累計230社以上申込の個人投資家。
2016年LINEのIPOに当選して以来、複数口座活用・チャレンジポイント戦略でコツコツ当選確率を上げてきました。現在SBIチャレンジポイント200以上保有中。
失敗も含めたリアルな実績をもとに、再現性のある情報を発信しています。
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