IPOとは何かを、初心者にもわかりやすく解説します。
IPOは「上場前の株を購入できる仕組み」です。
IPO初心者
「IPOってよく聞くけど、正直よく分からない」
「株より儲かるって本当?」
「なんでみんな当選したいって言ってるの?」
IPO(新規公開株)は、上場前の株を購入できる投資方法です。当たれば利益が出やすいと言われる一方で、当選確率や公募割れなどの注意点もあります。
この記事では、IPOの仕組み・儲かる理由・リスクまでを整理し、この記事を読めば、IPOが自分に向いている投資かどうか判断できるようになります。
たけたけ
IPOとは何か?まずは超シンプルに理解しよう

IPOとは「Initial Public Offering」の略で、日本語では「新規公開株」といいます。
簡単に言うと、まだ株式市場に上場していない会社が、初めて株を一般の投資家に売り出すことです。
通常、私たちが売買している株は、すでに証券取引所に上場している会社の株です。しかしIPOは、これから上場する会社の株を「上場前」に買える仕組みです。
ここが最大のポイントです。
上場前に決められた価格(公開価格)で購入し、上場日には市場で自由に売ることができます。
なぜIPOは儲かると言われるのか?
IPOが人気な理由は、上場日に株価が上がることが多いからです。
例えば、こんなケースがあります。
- 公開価格:1,500円
- 上場日の最初の価格(初値):2,300円
- 差額:800円
100株持っていれば、8万円の利益になります。
なぜこんなことが起きるのでしょうか?
理由は大きく3つあります。
① 公開価格はやや控えめに設定されることが多い
IPOでは、需要を考慮して価格が決まります。売れ残らないように、少し余裕を持った価格に設定されることがあります。
その結果、上場後に「欲しい人」が増えて価格が上がるのです。
② 上場企業は成長期待が高い会社が多い
IPOする企業は、これから事業拡大を目指す成長企業が多いです。特にIT、AI、医療などの分野は人気が集中しやすい傾向があります。
成長期待があると、買いたい人が増えやすくなります。
③ 株数が限られている
IPOで売り出される株数は決まっています。欲しい人が多いのに株数が少なければ、価格は上がりやすくなります。
需要と供給のバランスが、価格上昇を生むのです。
IPOの仕組みを順番に解説
IPOは通常の株の購入方法とは少し違います。
流れを分かりやすく整理します。
つまりIPOは、「申し込んで、当選すれば買える」という抽選型の投資です。
当選確率はどれくらい?
ここが現実的な問題です。
人気IPOでは、当選確率は1%未満になることもあります。
「儲かる」と言われているのに、なぜみんな簡単に儲けていないのか?
答えはシンプルで、「当たらないから」です。
そのため、IPO投資をしている人は、
- 複数の証券会社から申し込む
- 主幹事と呼ばれる中心の証券会社を重視する
といった工夫をしています。
IPOは“当選して初めてスタートライン”なのです。
IPOにリスクはあるの?
「ほぼ儲かる」と聞くと、ノーリスクのように感じるかもしれません。
しかし、もちろんリスクはあります。
それが「公募割れ」です。
公募割れとは、公開価格よりも初値が下回ることをいいます。
例えば、
- 公開価格:2,000円
- 初値:1,800円
- 100株でマイナス2万円
相場全体が下落しているときや、人気のない業種の場合、公募割れが起きることがあります。
IPOは勝率が高い傾向はありますが、絶対ではありません。
IPOはどんな人に向いている?
IPOは次のような人に向いています。
- コツコツ申し込みができる人
- 短期で利益を狙いたい人
- 抽選に落ちても気にしない人
逆に向いていないのは、
- すぐ結果を求める人
- 抽選に落ちるとストレスになる人
- 長期投資だけをしたい人
IPOは「当たるまで続ける投資」とも言えます。
IPOはいくらあればできる?
必要資金は銘柄によって異なりますが、10万円〜30万円程度が一般的です。
例えば公開価格が1,200円の場合、100株単位なので約12万円必要になります。
銘柄によっては50万円以上必要なケースもあります。
資金が多いほど複数銘柄に申し込めるため、チャンスは広がります。
IPOは初心者でもできる?
結論から言うと、できます。
難しいチャート分析は不要ですし、基本的な流れはシンプルです。
ただし、
- 証券口座の開設
- 申込期間の管理
- 資金管理
このあたりは自分で行う必要があります。
投資の中では比較的始めやすい部類に入りますが、「何も知らなくていい投資」ではありません。
まとめ|IPOは仕組みを理解すれば怖くない
IPOは、
- 公開価格で購入できる
- 上場日に値上がりしやすい
- 抽選型の投資
という特徴があります。
一方で、
- 当選しにくい
- 公募割れのリスクがある
という現実もあります。
大切なのは、「なんとなく儲かりそう」で始めるのではなく、仕組みを理解することです。
IPOは正しく理解すれば、初心者でも挑戦できる投資方法です。
まずは流れを覚え、少額から経験してみることが第一歩です。
焦らず、仕組みを味方につけて、賢く活用していきましょう。
