IPO初心者
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結論から言うと、過去10年のデータベースではIPOの勝率はおおよそ70〜80%前後で推移しており、統計的には期待値プラスの投資と言えます。ただし「絶対儲かる投資」ではありません。
たけたけ
この記事を読み終えれば、IPO投資の期待値・リスク・年間収益の現実をデータで理解できる状態になれます。
- 過去10年のIPO勝率・平均初値上昇率の実データ
- 勝率が高かった年・公募割れが増えた年の特徴
- 資金別の年間収益シミュレーション
- IPOで損をする具体的なケースと回避方法
- IPOが「期待値プラス」と言える根拠
IPOの「始め方」はこちらで詳しく解説しています。
IPOの始め方完全ガイド|口座開設から初当選まで全手順をステップ解説
IPO投資は本当に儲かる?結論から解説

過去10年ベースではIPOの勝率はおおよそ70〜80%前後で推移しています。平均初値上昇率も年によって異なりますが統計的には期待値プラスの投資と言えます。ただし当選しなければ利益はゼロです。
IPOは「高確率・中リターン型」投資
IPOはハイリスク・ハイリターンというよりも、「当たれば期待値プラス」という性質の投資です。
| IPO投資 | 通常の株式投資 | |
|---|---|---|
| 勝率の目安 | 70〜80% | 銘柄・タイミング次第 |
| リターンの性質 | 公開価格→初値の差額 | 値上がり益・配当 |
| 最大のハードル | 当選確率の低さ | 銘柄選択・相場判断 |
| 元本リスク | 落選すればゼロ | 常に存在する |
たけたけ
IPOの仕組みについてはこちらで詳しく解説しています。
IPOとは?儲かる仕組み・当選確率・リスクまで初心者向けにわかりやすく解説
過去10年のIPO初値データ(年別一覧)

以下は過去10年のIPO市場の実績データです。
| 年 | 上場社数 | 平均初値上昇率 | 公募割れ数 | 勝率 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年 | 65社 | 33.8% | 12社 | 82% |
| 2024年 | 86社 | 30.5% | 22社 | 75% |
| 2023年 | 96社 | 54.9% | 29社 | 70% |
| 2022年 | 91社 | 46.5% | 19社 | 80% |
| 2021年 | 125社 | 52.5% | 22社 | 82% |
| 2020年 | 93社 | 105.6% | 24社 | 75% |
| 2019年 | 86社 | 82.1% | 10社 | 89% |
| 2018年 | 90社 | 116.5% | 10社 | 89% |
| 2017年 | 90社 | 109.2% | 8社 | 91% |
| 2016年 | 83社 | 71.0% | 16社 | 80% |
勝率=初値が公開価格を上回った銘柄の割合。公募割れ数=初値が公開価格を下回った銘柄数。
勝率が高かった年の特徴
2017〜2019年・2021年は勝率が高く推移しています。これらの年に共通するのは金融緩和・低金利環境による成長株相場です。
- 金融緩和局面では成長株への資金流入が増えIPOに追い風
- グロース市場の銘柄への期待が高まりやすい
- 市場全体が上昇トレンドにあるとIPOの需給も締まりやすい
公募割れが増えた年の特徴
2023年は公募割れ数が29社と過去10年で最多水準でした。背景には金利上昇局面でのグロース株売り・市場全体の調整があります。
どれだけ優良銘柄でも、市場全体が下落しているタイミングでの上場は初値が弱くなりやすいです。申込前に日経平均・グロース市場の地合いを確認する習慣をつけましょう。
IPOで年間いくら稼げる?資金別シミュレーション

実際に年間どのくらい稼げるのか、資金別にシミュレーションしてみます。
- 初値売りで利益確定(初値成行売り)
- 1回の当選で平均3〜5万円の利益と仮定
- NISA口座未使用・税引後約80%で計算
資金10万円・口座1社の場合
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 年間当選回数の目安 | 0〜1回程度 |
| 1回あたりの平均利益 | 約3万円(税引前) |
| 年間収益の目安 | 0〜3万円程度 |
口座が1社・資金が少ないと当選機会自体が限られます。まずは複数口座の開設が最優先です。
資金30〜50万円・口座5社の場合
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 年間当選回数の目安 | 3〜5回程度 |
| 1回あたりの平均利益 | 約3〜5万円(税引前) |
| 年間収益の目安 | 約10〜25万円程度 |
たけたけ
資金100万円以上・口座7〜10社の場合
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 年間当選回数の目安 | 5〜10回程度 |
| 1回あたりの平均利益 | 約5〜10万円(税引前) |
| 年間収益の目安 | 約30〜100万円程度 |
NISA口座(成長投資枠)でIPOに申し込めば利益が全額非課税になります。年間収益が大きくなるほどNISA活用の恩恵も増えます。
NISAでIPOに申し込む方法はこちらで詳しく解説しています。
NISAでIPOに申し込む方法|成長投資枠対応証券会社と注意点を徹底解説
IPOで損をするケースと回避方法

① 公募割れ
人気不足や相場悪化で初値が公開価格を下回るケースです。当選して購入しても損失が出ます。
- 吸収金額・VC比率・仮条件の位置を申込前に確認する
- 地合いが悪いタイミングの銘柄は申込を見送る判断も重要
- 当選後も購入辞退という選択肢を持っておく
② 地合い悪化による初値の低迷
上場直前の市場急落は大きなリスク要因です。どれだけ優良銘柄でも市場全体が崩れているときの上場は初値が弱くなりやすいです。
③ ロックアップ解除後の下落
初値後も保有を続けていると、VC等の大株主によるロックアップ解除後の売りで株価が急落するケースがあります。初心者は初値売りを基本スタンスにすることでこのリスクを回避できます。
- 申込前に目論見書で吸収金額・VC比率・業績を確認する
- 公開価格が仮条件の下限に決まった銘柄は購入を慎重に判断する
- 初心者は初値成行売りを徹底する
- 損切りラインを事前に決めて感情で動かない
IPOで失敗しないための銘柄の見分け方はこちらで詳しく解説しています。
IPOで失敗しないために|公開価格割れ銘柄の見分け方とリスク回避の全知識
結論|IPOは正しく参加すれば期待値プラスの投資

ここまでのデータをまとめると、IPO投資の特徴は以下の通りです。
- 過去10年の勝率は70〜91%と高水準で推移
- 複数口座を活用すれば年間10〜30万円以上の副収入も現実的
- 落選しても資金は全額戻ってくるため元本リスクはゼロ
- 市場環境・銘柄選びによって結果は大きく変わる
- NISAを活用すれば利益を非課税にできる
たけたけ
よくある質問(Q&A)

まとめ

- 過去10年のIPO勝率は70〜91%と高水準
- 平均初値上昇率は年によって異なるが統計的には期待値プラス
- 資金30〜50万円・口座5社あれば年間10〜25万円の収益も現実的
- 公募割れ・地合い悪化・ロックアップ解除が主なリスク
- NISAを活用すれば利益を全額非課税にできる
- 正しい戦略で継続することが最大の武器
① データを理解する:勝率・公募割れ傾向・市場環境を把握する
② 戦略的に参加する:複数口座・主幹事優先・チャレンジポイント活用
③ 継続する:年間ベースでコツコツ申込を積み上げる
たけたけ
当選確率を上げる具体的な方法はこちらで詳しく解説しています。
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IPO投資歴10年以上・累計230社以上申込の個人投資家。
2016年LINEのIPOに当選して以来、複数口座活用・チャレンジポイント戦略でコツコツ当選確率を上げてきました。現在SBIチャレンジポイント200以上保有中。
失敗も含めたリアルな実績をもとに、再現性のある情報を発信しています。
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